新校本　宮澤賢治全集〈第16巻 上〉補遺?資料

1.たえざる変化?解体?転生を特徴とする賢治作品の、多くの初期形や先駆形を「本文」として掲出し、推敲異文のすべてを「校異」に記録。<br>2.原文尊重原則を徹底。やむを得ず校訂した場合は、その箇所を〔　〕で括って一目瞭然となるようにし、巻末の校訂一覧を併せ参照すれば、容易に原文を復元できるようにした。<br>3.「校本全集」刊行後に発見された新資料（童話の原稿2枚、書簡など）をすべて追補。ノート類の写真を大幅増補。<br>4.「校本全集」では最終巻にひとまとめにされていた補遺?補説を、それぞれ該当する巻に編入。<br>5.人名?題名、その他重要語句を網羅した索引を別巻とする。<br>函入り?ソフトカバー装、「本文篇」と「校異篇」を分冊するという斬新な造本体裁で読者の使いやすさを追求した。<br><br>～～～～～～～～<br>この本の内容<br>新発見の書簡１８点?「稗貫農学校精神歌」他未収録資料を補遺。生前批評?文芸活動関係資料を大幅に増補。さらに賢治草稿に関する全データを収録。<br>この本の目次<br>補遺?資料　草稿通観篇（総説<br>詩草稿通観<br>作品別詩草稿紙葉索引<br>童話（劇その他）草稿通観　ほか）<br>補遺?資料　補遺?資料篇（本文補遺<br>各巻本文訂正等<br>各巻校異補遺?校異訂正<br>作品関係資料　ほか）